こんにちは!この記事ではテニス初心者の方がシングルスで勝つための方法や考え方をテニスを10年以上やってきた経験からお伝えします。
私自身ダブルスよりシングルスが得意なのですが、私が勝てる要因にある考えをもっているからだと思います。
実際に私と同じ実力の人と試合をしてもあまり負けることはありません。やはり違いは考え方だと思います。
その考え方を皆さんにお伝えできたらと思います。まずは全体的に目指す指標を解説し、それを実行うするためにどのようなことを意識すればいいかをお伝えします。最後に練習でどんなことに気を付けるかを解説していますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
テニス初心者がシングルスでとるべき戦術
シングルスで勝てるようになるために「球の深さ」という考え方が大事だと思います。
私は以前は全くそんなことを考えていなかったのですが、コーチにこの考えを教わり、実行できるようになってからは今まで勝てなかった相手にも勝てるようになりました。
球を深く打つことで相手を押し込むことが出来、攻撃される確率を下げることができます。それと同時にチャンスボールが来る確率が高くなります。
ボールのスピードよりも深さの方が大事だと私は考えています。どんなに遅いボールでも良いので、深く打つことが重要です。
遅いボールでも相手が深さについて意識していない場合、難しいボールを打ってミスするか、速くても浅いボールが返ってくると思います。
自分が打つボールに速さを求めないことで自分のショットがすごく安定します。ショットが安定するとポイントを取れる確率がぐんと上がります。
自分の球が深く入っていてもエースを取られてしまうような場合は相手が自分よりかなりうまい相手ですので、その場合はミス覚悟で攻めに行ってもいいと思います。
ですが、そういった相手は稀だと思います。中級以上でもそこまで決定力がある人は少ないと思います。
テニス初心者がシングルスで勝つ方法
深さを意識すればいいということを解説しましたが、全部の球を深く打てるわけではないと思います。
テニスは一球一球違うボールが来るので、その都度自分ができることが変わってきます。相手から攻められたときに無理に深く打とうとしてミスするよりかは真ん中でも返した方が良いと思っています。
ですので、私の場合は段階に分けてどこに打つかを考えています。全部で3つの段階に分けています。
- 相手のコートに返す
- 深く返す
- コートの端を狙う
まずは相手のコートに返すことを意識しています。攻められたときなど、ショットをコントロールするのが難しい場合は真ん中でも良いのでとりあえず返す意識を持ちます。
そして、できるのであれば深く返すことを意識します。最終段階の一歩手前として、深く返せればどこでもいいです。真ん中でも良いです。この段階を増やせればウィナーを取られるということはほとんどないと思います。
そして、最終段階はコートの端を狙うです。ここで勘違いしないでほしいのがウィナーを狙いに行くのではありません。攻撃を作るためのショットと私は呼んでいますが、攻めるというより単に相手を動かす意識です。
これを狙うのは自身がある時だけで大丈夫です。無理にいってミスするのはもったいないです。
そして相手の球が浅くなったら決めに行きましょう。いいですか?相手の球が浅くなったらです。
相手の球が浅くなっていないときに決めに行ってもミスするだけだと思います。実際に初心者のうちはそういったミスでポイントが終わるのがほとんどだと思います。それを我慢できるようになるともう一つ上のレベルに進むことができます。
私はこれを覚えてからレベルが一つ上がった気がします。
テニス初心者向けのシングルス練習
考え方がわかったところで、それを実行できる力がないと試合には勝てません。
深く狙う、自分ができる範囲を見極める。これを練習の時から徹底して行ってください。私は常にこれらを意識しています。
球出し練習でも、ラリー練習でも、形式練習でも。フォアハンドでもバックハンドでも。
練習の中でトライアンドエラーを繰り返し、自分はこのボールに対して何ができるかを覚えてください。
最初は難しいと思います。私も自分自身のことがわかるまでに時間がかかりました。ですが、続けているうちにだんだんわかってきます。
それが分かるようになると試合で勝てるようになり、結果も付いてきました。最初は結果が出なくても我慢して続けてみてください。
テニス初心者がシングルスで勝つ方法まとめ
テニス初心者がシングルスで勝つための方法や考え方を解説しました。どういったコースを狙うとか、フォームがどうとかは関係ないと思います。
それは人それぞれであり、個性だと思っています。
ですから、試合で何を考えるかというのが非常に大事だと思っています。テニスは頭を使うスポーツですからね。
みなさんも日頃の練習から頭を使ってプレーしてみてください。きっと頭が疲れますよ。笑
この記事がみなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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