こんにちは!この記事はオープンスタンスについて紹介していきます。
あまりオープンスタンスという言葉を聞いたこともない人もいるかもしれませんが、これはテニス上達にかなり重要なことです。
まずはオープンスタンスとは何かを解説した後、初心者には必要なのか、どういった時に使えばいいのかを私の経験を交えてお話しします。
そもそもテニスのオープンスタンスって何?
では、オープンスタンスについて説明します。オープンスタンスというのはストロークを打つときの脚の形(脚のセットの仕方)のことを言います。
スクールなどでストロークを教わる時、例えばフォアハンドの場合は左足を前に出すように言われませんでしたか?
これはクローズドスタンスと言います。脚が閉じているということですね。それに対し、オープンスタンスはフォアハンドの時に右足を前(横)に出します。
プロの試合を見ると、ほとんどオープンスタンスで打っていると思います。クローズドスタンスはほとんど使っていないことがわかると思います。
プロが使っているオープンスタンスなのに、スクールでは教わったことないよ!じゃあ初心者にはいらないの?と思う方もいるかもしれません。
結論から申しますと、そんなことはありません。オープンスタンスにもメリット、デメリットがあります。次はそれについて解説しますね。これが分かるとなぜプロがほとんどオープンスタンスで打っているのかが分かります。
テニス初心者にオープンスタンスって必要?
オープンスタンスのメリット
オープンスタンスのメリットは横移動に強いことです。脚を前というよりは横に出すため、届く範囲が広くなります。
上級者のほとんどは走らされた時はオープンスタンスで打っています。
オープンスタンスのデメリット
逆にオープンスタンスのデメリットはパワーが伝わりずらいことです。脚を横に出すため、体重も前に乗りにくいです。そのため、ボールにパワーが伝わりずらいのです。
オープンスタンスの使い分け
要するに走らされた時はオープンスタンスで、余裕がある時はクローズドスタンスで返せるといいですね。
上級者になると、相手から余裕がある球が来ることはめずらしいです。そのため上級者はほとんどオープンスタンスで打っています。それが癖になって無意識のうちにずっとオープンスタンスで打っていることもあります。
上級者のさらに上の存在、プロとなるともっと相手に走らされますよね。これがプロがほとんどオープンスタンスで打っている理由です。
チャンスボールなんかはクローズドで打っていることも結構あります。ですから、使い分けが大事なんですね。
テニス初心者がオープンスタンスの時にできない体重移動
先ほど、オープンスタンスは脚を横に出すため前に体重が乗りにくいという話をしました。ですが、体重移動をすることで重いボールを打つことができるので、オープンスタンスでも体重移動はしたいところです。
ではどうやって体重移動するのでしょうか?
オープンスタンスでは打っている時の体重移動は難しいので、ボールに入る(構える)ときに後ろから前に入ることで体重をボールに乗せます。
脚を速く動かして後ろから前に入る必要があります。難しそう、、。って思った方、実際にこれって難しいんです、、。
私も頭ではわかっているのですが、実際に完璧にできているかと言われるとでいていないです。
後ろから入りたくても、ボールが速くて間に合わなかったり、忘れていたり、、。慣れるまでは相当練習が必要です。
最初はできなくてもいいのでまずは頭の片隅に入れておくぐらいでも良いので、ちょっとずつ実践して見てください。
これができるとフットワークもよくなるし、重いボールを打てるようになりますよ。
テニスのオープンスタンスのつま先の向きは?
初心者の方に教えている時に「オープンスタンスの時のつま先の向きは?」と聞かれることがよくあります。
そんなこと考えたこともありませんでしたが、しいて言うなら「横向き」ですかね。横というのはネットに対して平行という意味で横です。
つま先が前を向いているということは体が正面を向いているということであり、これだとボールを打つことができないですよね。
つま先が後ろ向きということは体重が後ろに乗ってしまっていることになります。
ですから、つま先の向きは横です。
テニス初心者にオープンスタンスって必要?まとめ
初心者がオープンスタンスについて知っておくべきことについてまとめました。
確かにスクールで教わることはあまりないかもしれません。ですが、走らされた時には効率よく返すことができます。
ですので、オープンスタンスを習得することをおすすめします。
できるようになるとテニスのレベルが1段階上がると思います。
皆さんが少しでも上達できればうれしいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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